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2007年6月

2007年6月28日 (木)

スイスの環境税 Die CO2-Abgabe in der Schweiz

 スイスは(一部がドイツ語圏ですが)僕にとって比較的馴染みの薄い国です。何度か旅行したことはありますが,政治や経済のことはほとんど何も知りません。そのスイスで燃料に対する二酸化炭素税の導入が条件付きで決定されたそうです。不勉強で内容は良く分からないのですが,最近の話題なので概略を少し紹介します。

なお,主に次のWebサイト記事を参考にまとめました。
http://www.bafu.admin.ch/klima/03449/03771/index.html?lang=de
http://www.news-service.admin.ch/NSBSubscriber/message/de/12975

 スイスでは,今年3月に国民議会(Nationalrat)が,6月に連邦評議会(Bundesrat)が,燃料に対する二酸化炭素税(CO2-Abgabe)の導入を(条件付きで)決定しました。「燃料(Brennstoff)」とは(正確には何を指すのか良く分かりませんが)石油,石炭,天然ガスなどの化石燃料を指すようです。この様な化石燃料に対して,燃やしたときに発生するCO2の量に応じて課税します。すると,燃料の価格が上昇して消費を抑制する効果があるといわれています。

 この税はCO2排出量に応じて次の3段階で導入されます。
1.2006年の燃料からの排出量が1990年比で6%以上削減されていない場合には,2008年から1CO2トンあたり12フランの課税(発熱用石油1リットルあたり3ラッペン)
2.2007年の排出量が1990年比で10%以上削減されていない場合には,2009年から1CO2トンあたり24フランの課税(発熱用石油1リットルあたり6ラッペン)
3.2008年の排出量が1990年比で13.6%以上削減されていない場合,または,それ以降の各年において14.25%以上削減されていない場合には,2010年から1CO2トンあたり36フランの課税税(発熱用石油1リットルあたり9ラッペン)

 この様にCO2税が2008年に導入されるか否かは2006年の排出量によります。2005年には排出量が基準以下でしたが,2006年は高い経済成長の為,基準を超える可能性があるそうで,現在のところ,その可能性は50%ぐらいだそうです。

 2008年に導入されたとすると税収の予想は,初年に2億2千万フラン,2010年までに6億5千万フランの見込みだそうです。

 この種のいわゆる環境税は税収を目的としない非常に特殊な税です。なので税収はそのまま市民や企業に返す事ができ,実際スイスでも税収を健康保険や年金等を通じて返すそうです(いわゆる税収中立です)。これにより燃料使用量の少ない市民や企業は得をします。つまり,課税による負担増よりも,税収の還元による負担減の方が大きくなるわけです。逆に燃料を多く消費する個人や企業は,それ相当の負担をすることになります。

 また,CO2税の導入に合わせて,国内排出量取引市場も創設されるそうです。

 環境税(ドイツ語では,Ökosteuer)はドイツでも導入されており,効果を上げています。このブログでも以前に取り上げました。日本では,数年前から環境NGOなどが導入を求めて運動していますが,導入の見込みはたっていません。スイスの2006年のエネルギー及びCO2統計は2007年夏に発表されるのそうで,もうすぐ導入か否かがはっきりします。注目して見守りたいですね。

 今回の記事はほとんど上記ドイツ語記事を日本語にまとめたしただけなので,ドイツ語版は省略します。
   Auf die deutsche Version verzichte ich diesmal, weil den Artikel fast nur eine Zusammensetzung der oben genannten Web-Seite auf Deutsch ist.

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2007年6月22日 (金)

世界で一番長いSFは?

 宇宙英雄ペリー・ローダンというドイツのSFだそうです。ドイツの書籍というと僕にはカントやゲーテというような堅いイメージがあり,なかなか世界最長のSFには結びつきませんでした。1961年9月に第1巻が発行されて以来現在まで続いているそうですので,なんともうすぐ50年!!週に1冊のペースとすると一体何冊なのでしょう。すごいですね。日本では早川書房から出版されています。ドイツ語ではPerryversum(Perry(ペリー)+Universum(宇宙))とい造語も使われているそうで,次のようなサイトを見るとまさに一つの宇宙を作っているという感じを受けます。

http://www.perrypedia.proc.org/Hauptseite

 長いシリーズの善し悪しはともかく(ドイツ語と関係もないのでここでは立ち入りません),ローダンぐらいに長く続くのはすごい!と思います。こうなると「長い」こと自体が一つの価値ですね。本当に一つの宇宙を形作るぐらいの規模です。

 日本にも熱心なファンの方がたくさんいらっしゃるようで,ネットで検索するとたくさんヒットします。僕自身は特に熱心な読者というわけでもなく,機会があって数冊読んだ程度ですが,結構面白かったです。一つ一つの作品の完成度という点では,例えば僕が好きだった(過去形は今は嫌いというわけではなく,最近は読んでいないと言うことです)小松左京さんなどのSFの方が上だとは思いますが,読んでいてそれなりに楽しめますし,わくわくします。長く続いているシリーズですが,一つ一つの作品がある程度独立しているので,初めから読まなくても,何かの機会に手にした一冊から読んでも楽しめると思います。

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Das längste SF der Welt?

 ist ein Deutsches SF namens Perry Rhodan Serie. Das war mir etwas überraschend, da ich mit den deutschen Büchern in erster Linie etwas schwierige Bücher, wie die von Kant oder Goethe verbinde. November 1961 ist der erste Band erschienen und bis jetzt dauert die Serie, also fast 50 Jahre! Wie viele Hefte sind ja schon erschienen, wenn ein neue Heft einmal in der Woche neu herauskommt? In Japan wird sie von Verlag Hayakawa herausgegeben. Es gibt auf Deutsch sogar eine Wortbildung "Perryversum". Wenn man so eine Web-Seite wie die folgende guckt, erhalt man einen Eindruch, daß es wirklich ein Universum bildet.

http://www.perrypedia.proc.org/Hauptseite

 Über die Länge der Serie, kann man verschiedene Meinungen haben, aber wenn eine Serie so lange dauert, wie die Perry Rhodan Serie, ist es schon bewunderungswert. Dabei könnte man soger meinen, die Länge an sich sei schon ein Wert.

   Anscheinend gibt es auch in Japan viele begeisterte Fans, so daß man viele Web-Seite darüber findet. Ich selbt bin nur eine Gelegenheitsleser und habe bis jetzt nur einige Hefte gelesen. Was die Inhalt bzw. Vollendetheit betrifft, finde ich z.B. die SFs von Komatsu Sakyo besser, aber Perry Rhodan ist ja auch spannend und macht Spaß. Obwohl die Serie sehr lange ist, muß man nicht mit einem ersten Heft anfangen, was ja unmöglich ist, sondern man kann mit einem beliebigen Heft anfangen, da das einzelne Heft relativ unabhängig voneinander ist.

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2007年6月17日 (日)

我が家の省エネ,その4 節水編

 今回は節水の話です。節水と省エネって直接は結びつかないような気もしますが,実は生活用水を作るのにも生活排水を処理するのにも多くの場合エネルギーを使用します。僕が子供の頃は井戸水(地下水)を飲んでいましたが,現在ではこの田園地帯の田舎でも飲める(保健所の許可が出る)地下水はほとんどないそうです。それで,たいがいは水道の水を使うことになりますが,これは人間が結構なエネルギーを使って川の水などから作っているものです。(家にあるエコチェックシートによると,水道水の二酸化炭素排出係数は0.58kg/㎥,つまり1,000リットルの水を作るのに580グラムの2酸化炭素が排出されているそうです。)更に使った後の排水も,処理されて川に流されますので,ここでまたエネルギーが必要となります。と言うことで,節水は省エネにもなるわけです。

 なお,話が横道に逸れますが,僕の住んでいるところでは,排水を処理して川に流す場所より下流で,水道水を作るための水を取水しているそうです。つまり,水道から出た水が,我が家で使われた後に排水され,その水がまた処理されて水道水となって戻ってくるわけです。初めてこの話を聞いたときは,何となく変な気になりました。

 と,本題に戻ります。我が家では,例えば雨水をためて使っていると言うような特別なことはしていませんが,次のようなことに気をつけています。

1.お風呂の残り湯は洗濯に
 ずーと以前は,風呂桶で洗濯機に水を汲んでいました。その後,買ってきたポンプを使っていましたが,数年前に買った新しい洗濯機にはお風呂の残り水用のポンプが着いていて便利です。セットすると,後は自動で洗濯及び一度目のすすぎをお風呂の残り湯を使ってやってくれます。
 また,洗濯はためてから行うようにしています(これも結構節水になるそうです)。更に,(これは余るやっている人が少ないかもしれませんが)場合によっては,白いものを洗った後その石けん水を流さずに黒いものを洗ったりします(つまり同じ石けん水で2度洗い物にをします)。全自動の洗濯機を一度止めて手動で洗濯物の入れ替えを行わなければならないので少し手間ですが,水と石けんに節約になります。石けんを節約すると,排水の処理がより簡単になり省エネです。

2.台所では,
 お米のとぎ汁を流さないで,プランターの植物にあげています。節水かつ排水を軽減でき,更に植物たちも喜びます。
 汚れたお皿は,出来るだけ拭いてから洗っています。ただ新しいティッシュはもったいないので,冬はミカンの皮を使ったり,使い終わったティーバックをとっておいてこれで拭いたりしていますり(どちらも結構綺麗になります)。
 当然と言えば当然ですが,歯磨きや,手を洗うときとかはこまめに水道を止めるようにしています。

 日本では「湯水のように…」という言葉があります。以前は水が作られていると言う意識はあまりありませんでしたが,環境のことを気にするようになってから,考えが変わりました。子供の頃は夏になると水まきが大好きでしたが(まあ,当時は井戸水だったので許される?),無邪気に水まきをすることも出来ませんね。ちょっと残念。

今日のドイツ語は難しかった(>_<)

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Mein Energiesparen, vierter Teil: Wassersparen

   Heute gehte es um das Wassersparen. Im ersten Blick scheint es zwar nicht direkt mit Energiesparen zu tun, doch für das Aufbereitung des Wassers und für die Entsorgung des Abwassers braucht man viel Energie. Als Kind haben wir zu Hause Grundwasser getrunken, aber schon seit langem findet man auch bei uns auf dem Lande kaum trinkbares - von Gesundheitsamt erlaubtes - Grundwasser. Wir sind also auf öffentliche Wasserversorgung und auch Abwasserentsorgung angewiesen, worfür man doch viel Energie braucht. So bedeutet das Wassersparen auch Enerigesparen. Nach einem Informationsblatt ist Spezifische CO2-Emissionen des Trinkwassers in Japan 0.58kg/m3. Das heißt, für die Aufbereitung von 1kl Wasser wird 580g CO2-Emittiert.

   Übrigens: Bei uns wird das Trinkwasser aus einer Stelle des Flüsses entnommen, die unterhalb der Stelle liegt, wo das entsorgte Abwasser ausgestossen wird. Das Abwasser, das wir also ausgestossen haben, werden entsorgt und in den Fluss geberacht, dann aber wieder für das Trinkwasser aufbereitet. Ich fand es einbißchen merkwürdig.

   Was wir bzgl. des Wassersparens tun, ist nichts besonders, doch wir achten etwa auf den folgenden:
   1. Das Restwasser von Bad wird für das Wäschewaschen verwendet.
Früher haben wir das Restwasser mit einem Becken getragen. Dann haben wir eine Pumpe gekauft. Die vor einigen Jahren gekaufte neue Wachsmaschine hat sogar eigens eine Pumpe, durch die das Restwasser des Bades automatisch für Wäschewaschen verwendet wird. Es ist ja sehr einfach geworden, wir brauchen nur ein paar Knopfdrücken. Beim Wäschewaschen achten wir außerdem darauf, daß wir nicht mit zu wenig Wäsche Waschmaschine betätigen.

2. In der Küche:
   wir gießen das Restwasser des Reisspülens auf das Pflazen. Das ist nicht nur sparsam, sondern freuen sich die Pflanzen auch darüber. Schmutzige Teller werden vor dem Spülen gewischt, und zwar nicht mit neuen Servietten oder Taschentüchern, sondern mit wie z.B. Schale der Mandarinen oder gebrauchten Teebeuteln, die wir nicht einfach weggeworfen haben.

   Traditionell kostete das Wasser in Japan nichts, und es gibt eine Redewendung "wie das Wasser gebrauchen" mit der Bedeutung von "verschwenden". Ich war mir früher nicht ganz bewußt, daß das Wasser von Menschen hergestellt wird, seitdem ich mich aber mit der Umweltfrage beschäftige, hat sich auch mein Bewußtsein geändert. Als Kind habe ich im Sommer sehr gern Wasser gesprengt. Jetzt aber kann ich es nicht arglos machen, einbißchen schade.
   Ins Deutsch zu bringen, war heute irgendwie schwierig.

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2007年6月 5日 (火)

ミネラルコレクションとドイツ

 先週末に新宿でやっていた第20回東京国際ミネラルフェア↓へいってきました。

http://www.tima.co.jp/tima/

 はじめていったのですが,とっても面白かったです。時間の経つのも忘れて(お昼ご飯を食べるのも危うく忘れて),きれいな石達を見てきました。楽しかった!毎年やっているそうですので,興味のなる方はどうぞ。

 外国からも何十社も来ていたようですが,意外だったのはドイツからも数社来ていたこと。ドイツでは特に鉱物って産出しないよね?と不思議に思って,お店のドイツ人に聞いてみたところ,鉱物収集はドイツの伝統だそうです。えっ!本当?それは知らなかった!彼の話では,ヨーロッパで一番はじめにミネラルのコレクションを始めたのはドイツ人(貴族や王族)だったそうで,今でもそのコレクションが残っているとか。

 そういえば,向こうに住んでいたとき,クリスマスなどのお祭りになると町の広場には屋台がたくさん出て,そこで鉱物も売っていたのを思い出しました。僕が好きだったのは,丸い小さな石(多分アゲート,瑪瑙かな?)を自分で選れぶと,その場で二つに切ってくれて中を見せてくれるお店。切断した面は綺麗ですし,たいがい中が空洞になっていて,そこに綺麗な水晶(だと思います)の結晶が育っています。どんなのが出てくるかな?とわくわくしたのを憶えています。向こうで買った石のうち何個かはまだ家にあって僕の部屋を飾っています。日本のお祭りの屋台では,鉱物を売っているのはまだ見たことがありませが,そう考えるとドイツでは鉱物収集よりポピュラーなもので,きっと伝統的なものなのでしょうね。

Aragonite1_3  色々教えてくれた,ドイツ人のお店で買ったアラゴナイト。安かったので買ってしまいました。こんな鉱物があるのは知りませんでしたが,綺麗です。

 Das Aragonite, das ich von einem deutschen Stand gekauft habe. Ich wußte nicht, daß es so ein Mineral gibt. Es war billig und ist schön.

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Mineraliensammlung und Deutschland

   Letztes Wochenende bin ich zum 20 Intanational-Mineralienausstellung in Tokyo gegangen ↓

http://www.tima.co.jp/tima/

   Ich bin zum ersten Mal dort hingegangen. Sie war so sehr interessant, daß ich beinahe das Mittagsessen vergessen hätte. Sie findete anscheinend jedes Jahr statt. Wer sich einbichßen für Mineralien interessiert, dem würde ich empfehlen, sie mal zu besuchen.

   Auch aus Ausland sind viele - vielleicht mehrere zehn - Firmen anwesend. Zu meiner Überraschung stellten auch einge deutsche Firmen ihre Mineralien und Fossilien aus. Ich fragte mich, ob in Deutschland Mineralien gefördert werden? Was hat denn das Deutschland mit Minelarien zu tun? Aus Neugier und auch zum Deutschlernen habe ich den Verkäufer eines deutschen Verkaufsstandes angesprochen. Er erklärte mir, daß die Mineraliensammlung in Deutschland eine lange Tradition hat. Die Deutschen (Adel und König) seien sogar die ersten Europäer, die die Mileralien gesammelt haben. Damalige Sammlungen seien bis heute erhalten.

   Für einen Japaner habe ich relativ lange in Deutschalnd gelebt. Ich habe aber vorher von Mineraliensammlung in Deutschland keine Ahnung gehabt. Jetzt erinnerte ich mich aber, daß es in Deutschland bei einem Fest wie z.B. auf Weihnachtsmarkt Verkaufsstände gab, wo man Mineralien verkauft. Ich selber habe damals einige schöne Steine, wie Amethyst, Berkkristall usw. gekauft. Einige davon schmucken noch heute mein Zimmer. Es gab auch Ständen, wo man selber ein klienes rundes Stein - wahrscheinlich Achat - wählen konnte, das dann vom Verkäufer gleich in zwei geschnitten wird. Im Stein ist oft eine Höhle, wo dann schöne Kristalle - wahrscheinlich Bergkristalle - auftaufen. Es war sehr sehr spannend. Bei einem Fest in Japan habe ich noch keinen Verkaufsstand gesehen, wo ich Mineralien kaufen kann. So gesehen sind die Mineralien in Deutschland populärer als in Japan, und die Mineraliensammlung scheit tatsächlich, wie mir der deutsche Verkäufer auf der Ausstellung erklärte, eine lange Tradition zu haben.

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